最近患者様から時々お問い合わせのある、白内障手術時の多焦点眼内レンズ。
今までの単焦点の眼内レンズでは、ピントを合わせる力(調節力)が失われる為、焦点が1点にしか合わず遠くと近くが両方はっきり見えるわけではありませんでした。
多焦点眼内レンズは、単焦点レンズに比べると近くにも遠くにも全体的にピントが合います。遠くも近くも全てがクッキリ見えるわけではではなく完全に眼鏡が不要というわけではありませんが、日常生活において眼鏡をできるだけ使用したくない方、スポーツや趣味の多い方に適しています。
今までも数種類の多焦点眼内レンズがありましたが、6月末にAMOという会社から新しい多焦点眼内レンズが発売されました。いろいろなデーターを見ると今までの多焦点眼内レンズより優れており、当院ではこの新しい眼内レンズを主に多焦点眼内レンズ手術を行なうこととしました。
なお多焦点眼内レンズは健康保険の対象外で自費での診療となります。
詳しくは、医師・スタッフまでお尋ね下さい。